読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いろいろ雑記帳

日々思うこと、いろいろ、生活、ドラマ、好きなもの

Mars 毒親の描写

台湾ドラマ 毒親

Marsに出てくる、キラの母。そして義父。

 

ネタバレ注意なので詳しくは書きませんがこの2人はいわゆる毒親

 

毒親」というのはアメリカで比較的新しくできた言葉で、

 

私が大学生だった1990年代にようやく日本で出始めた言葉だったと記憶しています。

 

Marsの漫画が連載されていたのは1996年から2000年までということで。

 

まさに、「毒親」という言葉が出始めたころにすぐに取り上げられたといっていい。

 

毒親」という表現は使っていませんが。

 

それを知ってか知らずか。それとも原作者の惣領冬実先生が個人的になにか思い入れや経験があったのか。

 

…気になる。

 

そして、プロデューサーがこの作品をドラマ化しようと思った理由というのも気になる。

 

DVD特典で言ってましたけどね。でも、個人的になにか思い入れがあるんじゃないかと思って。

 

 

で、ドラマの中の毒親描写なんですが、すごくリアルで

 

まさに自分の親を見ているような感覚になりました。

 

とはいっても、やはり元が、役者さんとはいえ、「ふつうの感情を持った人間」なので

 

毒親特有の目つきや表情を演技で表すのはむずかしいのかなと思いました。

 

かなーりリアルなんですけどね。

 

むしろ、何も波風が立っていない、ふつうの朝ごはんのワンシーンなんかに

 

本当は毒親らしさが出るはず。

 

毎日のやりとり。

 

ドラマで、毒親が豹変したときの演技というのは真にせまっている。

 

だけど、毒親毒親らしいのは、日常の、暴力をふるっていないときの

 

目つきだったり、ふだんの会話だったり、家族との関係性に出ると思う。

 

なので、ドラマの中で、ふとしたときに役者さんが(役者さん本来の)優しい目をしていたり、

 

キラの母とキラが、心が通っているかのような会話をしているのを見ると

 

ちょっと違うかなと思いました。

 

原作の漫画がどう描写しているか気になるところですが(まだ買ってない)

 

ふだんからギスギスした関係でないと、ああいうこと★ネタバレ★はできない。

 

 

毒親はふだんから、壁があるというか、感情をみせないというか。

 

偽りの自分、または理想の自分、幻想の自分を演じているだけで

 

決して相手に本心をみせない。

 

 

 

目も笑っていない。心からの感情が目に出ることはないんです。

 

笑いとか、幸せとかの感情はね。悲しみもかな。

 

見せない、というか感情がないのかなと思っています。

 

ただ、怒りの感情だけは目を見るとわかる。

 

怒っているというのだけは目を見ればわかる。

 

あとは、笑っていても演技だったり、うわべだけ笑っているだけだったりする。

 

 

子供とも気持ちの通う会話はないんです。ふだんから。子供のときから。

 

理想の母を演じてはいるけどね。

 

というところが、リアルな毒親の私の母と、ドラマの中のキラの母を見て違うなと思った点でした。

 

 

 自分の話ですが、

 

父がおかしい、と母に言ったのに自分の保身のために

 

「お父さんに向かって!!!」と怒鳴られたことがあるのですが

 

Marsを見て、ああ、母はこのキラの母と同じなんだなと

 

改めてわかったりして。

 

 

でも、あらすじを読んでみると、実はキラの母は本当の毒親じゃないのかな?

 

弱くて、一人で子供を育てる自信がなくてしかたなくキラを犠牲にしたってことなんでしょうか。

 

心の中には罪悪感があるようだし。

 

だからむしろ、「普通の感覚」「罪悪感」を持ちながら子供を犠牲にして

 

かつ「ごめんね」と言える神経がまた理解できないです。

 

 

 

そこが私の母と違う(リアル毒親)。

 

毒親は自分で「罪悪感」を認識することができないんです。

 

爬虫類脳ですから。自己保身が第一の毒親だから子供が苦しんでるとかは関係ない。

 

だから、このキラの母は、本当は毒親ではないのかな。

 

毒親で、よく子供を犠牲にする母親っているんですけどね。

 

再婚相手に★ネタバレ★して、見て見ぬふりをする母親が。

 

 

 

Marsは繰り返し見ていて、いま3回目です。

 

観すぎ?

 

繰り返し観ると、発見するものがありますね。

 

youtubeの動画を観ると、いろんな国の方がコメントを書いているので

 

いろんな国の人のいろんな経験や感想がみれて

 

自分ひとりで見ているより世界が広がる。

 

(DVDは持ってます)

 

日本発だけど、世界的には台湾版で普及しているのでその点複雑です。

 

日本の役名はキラなんだけど、世界的にはQi luoとして認知されているところとかね。

 

でも、台湾版では日本版よりはるかにうまく毒親の世界をあぶりだしてくれて

 

毒親で苦しんでいる人に光を当ててくれて

 

(いや、Marsのテーマはそれだけじゃないけど)

 

ヴィック・チョウみたいな素敵な俳優さんをはじめ、素敵な俳優さんたちが

 

精魂込めて演じてくれて

 

なんかありがとうって感じです。(何様っ)

 

日本版じゃきっとこんな気持ちにならない(観る気がしないので観たことないけど)