あっという間に10話まで観てしまった~。
このどろどろした感じ、自分の家庭環境に似ているようなところもあり。
あるのか。
ヨンジャの葛藤、よくわかる。毒親を持った子の苦悩に似ているからヨンジャの葛藤、よくわかる。
なんでそういう苦しい生き方しかできないんだ、って楽な方を選んだらドラマにならないですよね。
これでもかっというぐらい、ヨンジャに苦労が降りかかる。私も10歳から36歳ぐらいまでこんな感じだったわ。で、自律神経失調症になって潰瘍性大腸炎になったわ。
人って、本能と逆にいこうとすると、自律神経が狂うのかもしれません。生きたい生き方をしないで、「こうすべき」で本能に逆らっていると、体からSOSが発せられる。それが病気。
ヨンジャ、見てるだけでストレスまみれの生き方ですよね。もっと心の声に素直になれよーって。それができたら苦労しないけど。
こういうヨンジャを支えるジェハが天使すぎ。
ジョンフンは、『愛の贈りもの』のときが一番かっこいいような気がします。『宮』を差し置いて。ジェハは男らしく支えてくれるしね。『もう一度始めよう』みたいに影が薄い役じゃないから。
それにしてもジェハはこわくないのか。問題発言かもしれないけど。
それにしても韓国の俳優さんは方言がうまいですね。出身地の方言というわけではないだろうに。
日本の俳優だと、たまに私の地方の方言が出てきますが、
全然違うじゃん!というイントネーションでセリフを言っていることがよくある。
それにしても。
『愛の贈りもの』を見ると慶尚道訛りが懐かしい。
そして。
だんだん回が進むにつれて、ヨンジャ兄のくずっぷりが顕著になっていく。こんなクズ野郎だったのか。
このドロドロしたドラマで、箸休め的な存在が、あのなぞの金持ち。あの金持ちから目が離せない。
そしてふとしたときに『天国の階段』のときのシリアスな表情に戻ったりする。
あーあの『天国の階段』のーーーー!!となります。
それにしても韓国ドラマというのは、男性が40代でも、ちゃんと同世代の女性を好きになるケースが多いから
そこはうらやましいですね。日本だと、男性が40代で女性が20代、というドラマがあるから。福山とかね。
ジョンフンをきっかけに、最新の韓国ドラマをちょいちょい観ましたが、
『冬ソナ』『天国の階段』のときと変わってない。
ちょっとは変わったのかと思ったらドロドロがあまり変わってない。
進化したのかと思ったら、
自分だけがかわいそう、自分だけに不幸がふりかかる、という展開が変わってなかった。
すべての人は、かわいそうな自分を演出するための脇役、って感じ。
だから、韓国にとって日本は悪役で、世界からの同情を集めるための脇役、悪役が日本なのかなと。事実とは関係なくそう仕立て上げようとしているのかなって感じがしました。
でも、『アイドゥ、アイドゥ』とか重たくないドラマもありますよね。
中国ドラマの方がカラッとしている。台湾ドラマとか中国ドラマを観てから韓国ドラマを観ると
「おっも(重)ーーーーーーーー!!」
…となります。なんかドロドロしてるんですよね。それに比べて軽い最近の日本のドラマ。
韓国ドラマの味付けって全部激辛。
料理じゃなくてドラマの話です。
と、いうことで、まとめは、『愛の贈りもの』のジョンフンはかっこいいよ!と思ったというオチにします。